頭がいい人と優しい人

小さい時、女の子同士の会話で理想の人のタイプを話すときによく、みんな欲張って、

「かっこよくて〜、頭も良くて〜、優しくて〜、背が高くて〜、面白い人!」

なんて言っていた。そんな中、私はクラスにいるガリ勉くんとかが全くタイプでなかったので、「頭がいい」というのは要素的にいらないなと思っていた。そして、私はどちらかというと自信があって俺様な人の方がタイプで、頼りなさそうな人は好きでなかったので、優しい人っていうのも何か引っかかっていた。

でも、ちょっと大人になった今、「頭がいい」と「優しい」は子供の時と別の意味を持つようになったと思う。「頭がいい」というのは教養があるっていう意味で、会話の種が尽きない、面白い映画や本を紹介してくれたり、いろんな経験とかがあって話が面白い。語り合える。「優しい」というのは女の子に気配りができる、気が利いていろんなことを考えれる。

それは好き。付き合いたい。それは理想のタイプに入る要素だなと、近頃思うようになった。小学生の時の女の子の理想のタイプ要素、今思うとそれはそれで正論だな、と。