飛ぶ夢

ちょっと前に見た夢。 我ながらなんか好き。 学校のような公共空間、階段があることも知らなかったのに、階段を降りていくと、地下がある。何をかわからないけど信じ続けてさらに地下に降りると、思いがけず素敵な空間が広がっていた。信じられないくらいい…

混迷を極める

寝ること、眠たいこと、夢みることについてのいくつかの考察、、、あーだこーだ思うこと。 眠い。どんだけ寝ても寝足りない、という時もあるけど、起きれるけどまだ起きたくない、まだ私をここにいさせて、という時ある。 朝起きてでもまだ暖かい布団の中に…

コマ切れその2

端切れの思想 ダウンジャケットは人の輪郭を大きくする。そしてその仕方がコートよりも柔らかく大きなものにする仕方。ベイマックスとか、ゴーストバスターズに出てくるマシュマロおばけみたいに。地下鉄で両隣に人が座っている席に座るのはあんま好きではな…

コマ切れの思想

今までの文章たちを集めて形にした。自分なりにはかなり頑張った。 そしたらそれでかなり気が済んだのかあまり思考の泡が浮かんでこないようになった。というか、正確にいうと、小さな泡は浮き上がってくるのだけど、それを育てて大きくすべきだ、したい、と…

方向音痴が過ぎる

京都にいるときは「碁盤の目」のおかげで、まだ大丈夫だったのよ、それでも相当ひどかったけど。こっちが北か、とわかると、あっちが東で、あっちが西、こっちが南、ってわかってきて、そうすると鴨川を中心として自分は今ここら辺にいるから、目的地は大体…

愛のドーム

大好きな友達が、随分前に、あなたにとって「旅」とはっていう企画をしてくれた。 知らない土地に足を踏み入れるとき、初めて出会った人と微笑みを、会話を交わす時、それは私の中で何かを押し広げている。私の中のその”感じ”を言い表そうとすると、「愛のド…

圧縮された魔法の小石

書きたいことが考えたいことがなんとなくあって書き出して、でもどうにも続かなくなって、いつ続きを終わらせるかという見通しとかもないままただ下書き保存して放置していた以下の文章。それをもう一回思うことがあって、再び取り出した。 アイフォンの容量…

一欠片の土地

4年間過ごした場所から引っ越した。初めての一人暮らしでその土地に住み始めたのは18歳の時。そこで過ごした時間である程度今の自分が完成されたと思う。人には完成なんてなくて、常に成長して行くものだろうけれど、そもそもその歩みを始められたというもっ…

時間くゆらせる

1日に一本も吸わない煙草。 ニコチン中毒ではないし、1日に何本も吸うわけでもない。ふとタバコを吸いたくなるときに吸う。たばコミュニケーションは求めてないし、人と喋りながら吸うわけではなく、なんなら家で、誰もいない一人の時間で静かに吸いたい。 …

本の痕跡

友人が本を貸してくれる時に、貼ってあったいくつかの付箋を取ろうとしてくれたので、慌てて止めた。もしかしたら一周読む時だけ何かの覚えとして貼ったのかもしれないが、借りる身分なので、その人がいつかその本をもう一回読んだ時に、ついてた方がいいん…

タトゥーのメモ

今回はいつも以上に自分のための覚え書きとして。(割と真面目で面白くはないかも。てかこっ恥ずかしい。) タトゥーを入れる。ホワイトタトゥーにしたい。肌から少し浮くような、綺麗な白で。時が経ってだんだんぱきっとした白から、薄れて肌に馴染んで行く…

パンと曖昧さと余白

10を言わずに1しか言わない人になりたい、、。 最高に美味しいクロワッサンダマンドを食べて、これを好きそうな子が思い浮かび、今度機会があったらなんでもない日に急に買って持ってってあげよう、と考えた。で、そんなシーンを脳内で生成しながら、なんで…

キャンドルが作らない無の時間

サウナで調子を整えたりランニングすることって、肉体を追い込んで頭を無心にすることを許すっていう意味があるんじゃないかしら。お酒を飲むことも、アルコールの力を借りてわざと頭をモヤっとさせて何も考えなくていいようにする。体に悪影響を与えている…

思考の空気抵抗

映画を見た後のしばらく余韻に浸る時間、あれは私にとって飴玉を口の中で転がす感覚と通じるものがある。映画館を出て、体は日常の世界に戻り、頭の中では、寒いな、とかご飯どうしようか、と浮かび上がってくる現実の感覚と、見た映画についてぼんやりと考…

歌で「枠」の外を垣間見る

邦楽はあまり聞かない。普段は洋楽ばかり聞く。でも最近好きな邦楽アーティストができて、なんとなく考えたことがある。 日本語の曲には、美しく言葉を紡いでいる歌詞や曲調が好きな曲はたくさんある。でもなんかやっぱ、私がよく耳にする時の流行りの曲は直…

感情をフル活用

好きな人とご飯に行く約束をしてうきうきしている友達が、「でもあんまり考えすぎないようにしてる、期待しすぎたら悲しいし」と。私はそこで、その子がるんるん気分を抑えるってことをもったいないと思ったんよ。 私の持論は、存分に盛り上がってドキドキす…

夢とか妄想をおもいだす。魅力のある不要物。

心理学の中で、フロイトの精神分析などを勉強していて、精神分析に用いられる夢分析などを面白く思うので、たまにその話をすると、「でも私夢全然見ないんですよ」っていう人が絶対いる。よくいる。そういう人の大半は、多分見ていないのではなくて忘れてい…

電車でお手玉するロボット

某会社のインターンのエントリーシートの設問に「あなたが雑誌のコラムを書くことになった、テーマを好きに決めて自由に書け」というものがあった。おもしろいなあと思って、あちらが何を求めているかとかこの設問で何を見ているのかとかは全く考えず、作文…

もったりロジカル

ふぁっくロジカルシンキング。 論理的に、構造的に、ってのが好きじゃない。なんでそんな論理的に説明しなきゃいけないの?なんのために?誰のために?って思う。あ〜でもそれだと逆にロジカルシンキングが必要であることに対するロジカルな理由を求めてるこ…

言葉にしたら狭まってしまう境界をせめぎ合う狭間

「たちとちがぐる」の由来とか考えの紹介 ブログ1回目の投稿全文:泡のようにふぁっと一瞬だけ浮かび上がる、思考とすら呼びがたい思いつき。でもそれが意外と大切なことを捉えているんじゃないか、と。いつもそんな思いつきを覚えていたいと思ってた。あ、…

ポリ袋を伸ばし伸ばし勉強

勉強ばっかりする人はあまり好きじゃない。単純に自分の中での、勉強ばかりのやつは面白くない奴というレッテル貼りもあるのだろうけど、それだけではなく、勉強しかやらなかったらうまく知識が頭に入らないんじゃないの?と思う。例えば、私のイメージでは…

感じる「何か」とは

歌のオーディション番組とかを見ていると、見るからにひどい出来の人が落とされたり、ものすごい美声の持ち主が次のステージに進める。当たり前のことである。でも、正直全くどっちかわからない人が審査員に「あなたは何か持ってるわ」と言われて次に進んだ…

見思えるえる

パソコンで何か文章を書いているときに、後から見直して文の細かなところを変えたりするときに、消される文字に対して可哀想と思う時がある。 例えば、「〜ように見える」と書いて、やっぱり「見える」という単語を「思える」に変えようと思い、「見」と「え…

まなてぃーの可愛さ

マナティーという大きな草食の水中動物。どうしようもなく可愛い。 その優しい顔とちっちゃい目、大きく丸い体に、小さなおてて、しゃもじ型の尻尾。そのどうしようもない可愛さはどこから来ているのだろうか。 小っちゃい子供ってよくこけるけど、それって…

「メイクセンス」しないアルバム

知人の意外な一面を知ってびっくりした時、意外性がその人の今まで見てきた部分に対して「へー」となんとなくしっくりくる場合や、全くもってしっくりこず、いままで自分の中にあったその人の人格図から飛び出しているように思えることもある。 自分について…

すごくすごい芸術

歌の歌詞に、論理的には全く意味が繋がってなくて全く理解はできないんだけど何か胸にぐっときて感動することとか、すんごい不可解な展開でどうなってるのかよくわからない小説や映画とかがある。一体全体どうしたらどんな思考になってこんなものを作れたの…

片方だけピアス展

片方だけになっちゃったピアスだけを集めて展示する「片方だけピアス展」をやったらおもしろいと思う。 ピアスって結構自分の個性が出る上に、買うとしばらくお気に入りになったり、この服の時はこれが一番合う、ってな感じでとても愛着が湧く。でもピアスは…

人生ごーる、道草、ゆれはば

私たちの一生にゴールがあるとしたら、私たちの生きる毎日はそのゴールに向かう道で、その道の途中で様々な道草を食って行くのが人生なのではないだろうか。ゴールに向かう一直線があるとして、道草を食うというのはゴールに向かって直線的ではなく曲線的に…

最終形の茶色

インドにホーリーっていうお祭り期間中に行ってきた。ざっくりいうといろんな色の粉や色水を他人に掛け合うというはちゃめちゃなお祭り。 ホーリーように汚れてもいいTシャツを持って行こうと思って、いろんな色のこなかかるならやっぱり白Tかな、いろんな色…

絵を見ると話もわかるか文を読むと絵も見えるか

他人のことを理解するのは難しい、それはもちろんのこと。アイデンティティーという言葉もよく聞くし、そんな言葉に翻弄されて、自分がどんな人間なのか分からない、と悩む人もたくさんいる。でも、意外とその人の周辺的なモノゴトでその人についてよくわか…